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戸建てでWi-Fiが届かない!2階・別部屋に電波を届ける5つの方法

公開日: 更新日:

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戸建てでWi-Fiが届かない!2階・別部屋に電波を届ける5つの方法

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「1階のリビングでは快適なのに、2階の寝室や書斎だとWi-Fiが遅い」「在宅ワーク中にビデオ会議が途切れる」——戸建てに住む人なら一度は経験する悩みだ。マンションと違い、戸建ては階をまたぐ通信が必要になるため、Wi-Fiの電波が届きにくい構造的な問題を抱えている。

ただし、原因さえ理解すれば対策は明確だ。この記事では、戸建てでWi-Fiが届かない原因を整理し、費用・効果・手軽さの異なる5つの解決方法を比較する。


戸建てでWi-Fiが届かない3つの原因

1. 壁・床・天井による電波の減衰

Wi-Fiの電波は障害物を通過するたびに弱くなる。特に影響が大きいのは以下の素材だ。

素材減衰の度合い具体例
木材小木造住宅の壁・ドア
石膏ボード小〜中一般的な間仕切り壁
コンクリート大RC造の床・壁
鉄骨・金属非常に大鉄筋、アルミサッシ、金属製ドア
断熱材(グラスウール等)中外壁内の断熱層

木造2階建ての場合でも、床を1枚挟むだけで電波強度は約30〜50%低下する。鉄骨造や断熱性の高い住宅では、さらに大きく減衰する。

2. ルーターの設置場所が悪い

Wi-Fiの電波はルーターを中心に球状に広がる。ルーターの設置場所が家の端にあると、反対側の部屋には構造的に届きにくい。

  • ONU(光回線終端装置)の横にルーターを置いたまま → ONUは玄関や壁際に設置されることが多い
  • 床に直置き → 電波が上方向に広がりにくくなる
  • テレビ台の裏や収納の中 → 遮蔽物で電波が弱まる

3. ルーターの性能不足・老朽化

Wi-Fiルーターの推奨買い替え時期は3〜5年だ。5年以上使っているルーターは性能が不足している可能性が高い。詳しくはWi-Fiルーターの寿命と買い替えサインで解説している。

まず確認すべきこと

対策に入る前に、ルーターの型番を確認し、Wi-Fi 5(802.11ac)以前のモデルなら買い替えを最優先で検討しよう。古いルーターのままメッシュや中継機を追加しても、根本的な改善にはならない。


戸建てのWi-Fi問題を解決する5つの方法

方法一覧の比較

方法 費用目安 効果 手軽さ 向いている人
1. ルーター設置場所の最適化 0円 ★★★ ★★★★★ まだ試していない人
2. メッシュWi-Fi導入 25,000〜80,000円 ★★★★★ ★★★★ 家全体を改善したい人
3. 中継機設置 3,000〜8,000円 ★★★ ★★★★ 1部屋だけ改善したい人
4. 有線LAN + AP 10,000〜30,000円 ★★★★★ ★★ 安定性最重視の人
5. PLCアダプター 8,000〜15,000円 ★★ ★★★ 配線工事ができない人

方法1. ルーター設置場所の最適化【費用0円】

最初に試すべきは、お金をかけずにできるルーターの設置場所の見直しだ。

最適な設置場所の条件:

  • 家の中央に近い場所(1階と2階の中間に近い位置がベスト)
  • 床から1〜1.5mの高さ(棚の上やテレビボードの上)
  • 周囲に遮蔽物がない開けた場所
  • 電子レンジや冷蔵庫から2m以上離す

ONUが玄関付近にある場合は、LANケーブル(カテゴリ6A推奨)でONUとルーターの距離を離す方法が有効だ。10〜15mのLANケーブルでルーターをリビング中央まで延長するだけで、2階への電波到達が大幅に改善する。


方法2. メッシュWi-Fi導入【家全体をカバー】

費用目安:15,000〜150,000円(2〜3台セット)

ルーターの場所を変えても解決しない場合、最もおすすめなのがメッシュWi-Fiの導入だ。複数のユニットが連携して家全体をひとつのWi-Fiネットワークでカバーし、部屋を移動しても自動で最適なユニットに接続が切り替わる。

製品名特徴参考価格(2台セット)
TP-Link Deco XE75Wi-Fi 6E・コスパ最強約26,000〜30,000円
TP-Link Deco BE65Wi-Fi 7・高コスパ約50,000円
BUFFALO EasyMesh対応ルーター国内サポート充実約15,000円〜

各機種の詳しい比較はメッシュWi-Fiおすすめ5選で解説している。


方法3. 中継機設置【ピンポイントで改善】

費用目安:3,000〜8,000円

「2階の寝室だけ電波が弱い」というように、特定の1部屋だけ改善したい場合はWi-Fi中継機が手軽だ。ただし構造的な弱点がある。

  • 速度が約50%低下する(親機の帯域を半分使うため)
  • SSIDが分かれることが多い
  • 設置場所がシビア(親機と弱電波エリアの中間に置く必要がある)

2部屋以上を改善したい場合はメッシュWi-Fiの方が満足度が高い。


方法4. 有線LAN + アクセスポイント【安定性最強】

費用目安:10,000〜30,000円

速度と安定性を最重視するなら、2階まで有線LANケーブルを配線し、アクセスポイント(AP)を設置する方法が最強だ。電波の減衰がゼロで、光回線の速度をほぼそのまま2階でも利用できる。

新築やリフォーム時にLAN配線を計画しているなら、各階・各部屋にLANコンセントを設置しておくのがベストだ。


方法5. PLCアダプター【配線工事なしで有線代替】

費用目安:8,000〜15,000円(2台セット)

PLCアダプターは、家庭の電気配線(コンセント)を使ってネットワーク通信を行う機器だ。LANケーブルの配線が不要で手軽だが、電気配線の品質や築年数に速度が大きく依存する。速度を求めるならメッシュWi-Fiや有線LANの方が確実だ。


回線自体の見直しも検討する

ここまで紹介した5つの方法は、すべて宅内のWi-Fi環境を改善する対策だ。しかし、有線LANでルーターに直接つないでも速度が遅い場合は、光回線自体がボトルネックになっている可能性がある。

以下に当てはまるなら、回線の乗り換えを検討しよう。

  • プロバイダの設備混雑で夜間に速度が低下する
  • IPv6 IPoE非対応の古いプランを使い続けている
  • 契約から5年以上経ち、料金プランが古い

回線を見直すなら、全国対応で安定品質のフレッツ光がまず候補になる。NTT直回線で上り下りともに安定しており、10ギガプラン(フレッツ 光クロス)にも対応している。

ソフトバンクまたはY!mobileユーザーならソフトバンク光も有力だ。フレッツ光と同じNTT回線を使いつつ、スマホセット割で毎月最大1,100円/台の割引が受けられる。他社からの乗り換え費用も最大10万円還元してくれるため、初期費用の心配も少ない。


よくある質問

ルーターの買い替え時期の目安は?

3〜5年が目安だ。特にWi-Fi 5(802.11ac)以前のルーターを使っている場合は、Wi-Fi 6以降への買い替えを強く推奨する。詳しくはWi-Fiルーターの寿命と買い替えサインを参照。

2.4GHz帯と5GHz帯のどちらを使うべき?

基本は5GHz帯を優先しよう。5GHz帯は2.4GHz帯より高速で電波干渉も少ない。ただし5GHz帯は障害物に弱いため、壁を複数枚挟む遠い部屋では2.4GHz帯の方が安定することもある。

鉄骨造の戸建てでもWi-Fiは届く?

鉄骨造は木造より電波が通りにくい。1台のルーターで家全体をカバーするのは難しいため、メッシュWi-Fiの導入、または各階への有線LAN+アクセスポイント設置が現実的な解決策だ。

Wi-Fiが遅い原因がルーターか回線かを見分ける方法は?

ルーターに有線LANケーブルで直接PCを接続し、速度測定サイト(fast.comなど)で測定しよう。有線で十分な速度が出ているなら原因はWi-Fi環境にある。有線でも遅い場合は回線の問題なので、戸建て向け光回線おすすめ5選を参考に回線の見直しを検討しよう。


まとめ

戸建てでWi-Fiが届かない問題は、原因を特定すれば解決策は明確だ。まずは費用0円の設置場所最適化から試し、それで不十分ならメッシュWi-Fiの導入を検討しよう。

状況おすすめの方法
まだルーターの場所を変えていない設置場所の最適化(無料)
家全体の電波を改善したいメッシュWi-Fi導入
1部屋だけ改善したい中継機設置
速度・安定性を最重視有線LAN + アクセスポイント
有線で直結しても遅い光回線自体の見直し

宅内のWi-Fi対策をすべて試しても改善しない場合は、光回線の乗り換えを検討しよう。